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塞翁失馬,焉知禍福

日本に一時帰国していました。1週間、多くの人と何かを交し合えたことが貴重な体験でした。

こちらに帰ってきて、ラボ生活の日常が始まりました。ちょっとした話しの中で、ラボの中国人リーダが、「塞翁失馬 焉知禍福」の逸話を話し出しました。人の世の諸事の因果関係は実に予測可能なことに満ちています。

若い時は、きっと経験も少なくもっと焦っていて、そんな風に人生を見られるのは、余裕のある人だけだろうと思っていました。今、僕は決して余裕をもって歩んでいる時期ではないですが、それでも、この塞翁が馬の逸話は、よほどよく納得できます。泥の中を歩むようなことも、何か将来につがることなのでしょう。古い古い、深みを持った逸話です。そして、これは、成功者のみに適応される逸話ではなく、一般の一見敗者とみられる人々にも同じ深みをもった逸話としてあるに違いないと納得できます。

友達や先輩方との関係はかけがえのないものです。何がどこでつながって、どこに歩んでいくのか?怪我することが、比較的な幸運につながっているかもしれない。まあ、一瞬一瞬が大事で、同時によく受け入れることも肝要ですね。

by khosok | 2014-03-06 21:35 | Trackback | Comments(2)

Commented by one of your fan at 2014-03-10 15:52 x
塞翁が馬、禍福は糾える縄のごとし、私も好きな言葉です。こんなにたくさんの人がいる中で、自分の周りにいる方々に出会えたこと、一緒に働かせてもらっていることは幸せです。今を精一杯生きていきたいですね。
Commented by khosok at 2014-03-12 05:52 x
コメント、ありがとうございます。夫禍之與福、何異糾纆、あざなえる縄とは、うまく言ったものですね。
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