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いい加減に判断すると失礼

がんばっている人を見ていると、いい加減には、批判したり、賛成したりできない。きちんとわかっていないから、判断しない、そうしないと頑張っている人に失礼だ。

それでも、なんとなくわからないままに乗せられてしまう場合と、よく分からないけど乗らなくていい船には乗らないということの差は、大きい。絶対に乗るべきだと自分で確信できる船なんてふつうはなくて、何事も賛否両論だから、人生、わからないときは、何に賭けるかと言ったら、人に賭ける。北アフリカからイタリアへ難民か何かわからないけどたくさんやってくる。乗せられた船か?自分からどうしても乗りたかった船か?乗らなくてもいいという選択肢はなかったのか?そういう現場の感覚がわからない。でも、信じる(が、まだ国内にいる)支援者のいうことに賭けて、(なけなしの)お金を払って、イタリア行(と言われる)のすしづめの船に乗ったのだ。

僕は、留学した。なんとなく乗せられて留学したのか?留学しなくてもよかったか?自分でこの船は乗るべきだと確信していたか?この現実感覚は、僕と奥さんの秘密だ。どれだけ説明しても、きっと他人には伝えられない。一つだけ言うなら、僕(という賭け事のまったく苦手な人)が、ただ頑張っているという雰囲気だけで自分に賭けたのだ。いい加減には判断はしていない。

選択は、いい加減では失礼だ。特に「頑張っている」という抽象的で目に見えない雰囲気が、選択をやや厳密にさせる。そして、最後は、人に「賭ける」。すべてが矛盾しているが、これが選択だと納得した。

by khosok | 2015-05-18 19:51 | Trackback | Comments(1)

Commented by khosok at 2015-05-21 16:54
藤井聡さんと橋本徹氏の主張の違いは数年前からYoutubeでは流行っていて物見遊山で両者の意見を聞き流してきた。大体海外に住んでいると実感がわかない。藤井さんは立場が市長でも府知事でもない分、説得力を感じていた、そして対話でもその説得力は落ちない。橋本氏は、一方的に話す時はすごくいいけど、対話になるといつも怒る感じでぼろがでる、特に僕ら市民は知らないことがたくさんあるってことを理解してほしいと思ってきた。自分で納得いくまで勉強したわけではないので意見を書くのは申し訳ないが、藤井さんの論理を参考にすると、当初の都構想は現在までに欠点が多数明らかになっておりさらに堺の不参加で実質上の効果を失っていると解釈できるので、都構想というプロジェクトに関しては橋本氏は引き際を失したのではないかと感じている。なぜそれでも住民投票まで進めて行ったのか?これだけ騒がれていてなぜ3割の大阪市民は棄権したか?橋本氏が示した、政治家がここまでやれることを示した実績は、今後にも重要だ。(筆者本人)
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