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ベルギーに2年半弱留学しておりました。(2013~2015年)

研究室の同僚たちが、懸命に論文を書いてくれており、ここに名前を連ねてもらっています。ありがたいことです。これ以外にも、進行中のものがあります。本当に、さまざまな人に感謝しております。

Changes in kidney perfusion and renal cortex metabolism in septic shock: an experimental study.
Post EH, Su F, Hosokawa K, Taccone FS, Herpain A, Creteur J, Vincent JL, De Backer D.
J Surg Res. 2017 Jan;207:145-154.

The Harmful Effects of Hypertonic Sodium Lactate Administration in Hyperdynamic Septic Shock.
Su F, Xie K, He X, Orbegozo D, Hosokawa K, Post EH, Donadello K, Taccone FS, Creteur J, Vincent JL.
Shock. 2016 Dec;46(6):663-671.

Effects of Different Crystalloid Solutions on Hemodynamics, Peripheral Perfusion, and the Microcirculation in Experimental Abdominal Sepsis.
Orbegozo D, Su F, Santacruz C, He X, Hosokawa K, Creteur J, De Backer D, Vincent JL.
Anesthesiology. 2016 Oct;125(4):744-754.

ISCHEMIC CONDITIONING PROTECTS THE MICROCIRCULATION, PRESERVES ORGAN FUNCTION, AND PROLONGS SURVIVAL IN SEPSIS.
Orbegozo Cortés D, Su F, Santacruz C, Hosokawa K, Donadello K, Creteur J, De Backer D, Vincent JL.
Shock. 2016 Apr;45(4):419-27.

THE EFFECTS OF FENOLDOPAM ON RENAL FUNCTION AND METABOLISM IN AN OVINE MODEL OF SEPTIC SHOCK.
Post EH, Su F, Taccone FS, Hosokawa K, Herpain A, Creteur J, Vincent JL, De Backer D.
Shock. 2016 Apr;45(4):385-92.

Treatment of intraparenchymal hypertension with hyperosmotic therapy: hypertonic saline 7.45% vs. mannitol 20.
Santacruz CA, De Backer D, Taccone FS, Su F, Orbegozo-Cortes D, Hosokawa K, Donadello K, Vincent JL.
Minerva Anestesiol. 2016 Feb;82(2):186-95.


スーさんにほんとによくしてもらい、自分としては、頑張って動物実験しました、結果もつくりましたけど、うまく論文とできたのは、次の仕事。。。システマティックレビューですね。いろいろありました。

Timing of tracheotomy in ICU patients: a systematic review of randomized controlled trials.
Hosokawa K, Nishimura M, Egi M, Vincent JL.
Crit Care. 2015 Dec 4;19:424.

Ultrasound Imaging Reduces Failure Rates of Percutaneous Central Venous Catheterization in Children.
Shime N, Hosokawa K, MacLaren G.
Pediatr Crit Care Med. 2015 Oct;16(8):718-25.

Clinical neurophysiological assessment of sepsis-associated brain dysfunction: a systematic review.
Hosokawa K, Gaspard N, Su F, Oddo M, Vincent JL, Taccone FS.
Crit Care. 2014 Dec 8;18(6):674.


実は、留学を終えて1年以上経って、やっと、留学というものに、向き合えるようになりました。いろいろ思いもあります。実際に、論文に名前を載せてもらっていることに、感謝の念でいっぱいです。

今は、こういう英語論文の世界から、遠ざかっておりますが、また、もう少ししたら戻ることになります。京都北部で働いていた時も、今東京で働いている間も、その現場でのことを優先し頑張っているつもりで、そのため、英語論文を作り出すつもりもまた実際に作ることもできません。

今後も、できる限り、場所場所にあったやるべきことを、頑張っていきたいと思います。
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by khosok | 2017-01-22 21:35 | Comments(0)

100日

明けない夜はない、とか言うけれど、いろんな区切られた期間を生きている。

10日 取り組んでいる作業の多くは違うフェーズに移っている
100日 こころのフェーズは後戻りできない
10月 とつきあれば、物が形作られるだろう
10年 見た目も、本人の態度も、大きく変わってしまう
100年 もう個人では振り返ることはできず、歴史とか記憶のみが評価する

10年前の私は、5年目麻酔科医であって、心臓麻酔、経食道心エコー、インサイチューハイブリダイゼーション、ステロイド輸送蛋白、小児集中治療、小児心臓麻酔、医師の生涯教育について、熱心に考えていた記憶がある。麻酔科専門医試験を受けた年であり、所属は、大学院生(解剖学)と答えたと思う。

今日は、この10年前に机を隣にして互いに懸命に実験生活をしていた旧友と大相撲を見に行く。お互いの歩んだ道は当然異なっているのだが、同じように、10年を、1年、10か月、100日、10日、1日と、生きてきたことに変わりはない。

100日を意識して生きてみた。100日欠かさず一つのことを続けてみたのだ。新鮮な意欲、苦悩、怠惰、我慢、甘え、平坦な日常、再起する意欲といった目まぐるしく変わるこころのフェーズを感じながら、期間の終わる寂しさをもって、また新しい別の100日を迎える喜びようなものを感じながら、明日、100日目を迎える。

2007年の集中治療医学会学術集会の抄録をみてみれば、10年走り続けることの大変さのようなものを思い知る。会長は、丸川征四郎先生。演者に故人もおられる。

さて、最後に、短期的な個人のこと。10日ほど前に行った講演について、受講者の方々から評価をいただいた。私の10か月、1年の現職での評価といってもよく、自分の行っていることと期待されていることのギャップのようなものも感じているため、残された任期を再度気を引き締めてやりきろうと、あまり高くない評価にも気を取り直してがんばることにします。
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by khosok | 2017-01-21 11:40 | Comments(0)

歩む

みなさま 本年もよろしくお願いいたします、

さて、人類は、歩んできたわけです。海部陽介さんの本「日本人はどこから来たのか?」を読みました。40万年とかよくわからないくらいの昔ですが、ホモサピエンスは、きっと雪・氷ってものをうまく使ったんだと思いますが、かなり広大な範囲に、生活の場を広げていったんですね。好奇心なのか強迫神経症的な切迫感の所以かは、分かりません。でも、結果として、ホモサピエンスは、北極圏に暮らしていたのだとのこと。遠くにたまにしか見えないしまがあるから、行ってみたいと思って、海を渡って、日本列島に到達したんだってこと。

海部さんは、偶然の漂流と移住を意図した集団での渡航は違うという内容を書かれいます。これは、それなりに、現実的には面白いです。ノアの箱舟の話ですが、生活単位セットで移動しないと、新天地では従来の生活が継続できないという、現代の引っ越しに相当する概念の導入です。

これは、マトリョーシカの一番小さい人形について、考えるようなものです。

河口慧海さんにしろ、クック船長によせ、コロンブスさんにせよ、有史の冒険は、ホモサピエンスの発見だったわけです。ホモサピエンスの暮らしの凌辱であったといっても、いいかもしれないと。

グローバリゼーションは、科学の進歩による恩恵であり、また古い価値観を凌辱する行為であると。シルクロードを人があるくことと、WWWという仕組みで情報が行き来することの相似形を考えて、人類の歩みの最初の一歩がいかに恐ろしいことかを考えます。一番小さい、マトリョーシカをつくることを思いついた人がいるということです。

「古墳の歴史(森下章司)」では、古い時代の人の移動が当然のようにかかれてとありました。歩む、歩む、歩む。ホモサピエンスは、やめようよと他人が諭してもなお動きたいという生存原理のようなものとは違う論理の歩みを止められないという、宿業を背負っているのです。

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by khosok | 2017-01-12 23:06 | Comments(0)