前向きな勢い
2019年 02月 12日
節分が過ぎ、春節、建国記念日を終わっていくと、確かに新しい年になったという気がする。朝も白みだすのが早くなる。
さて、私は元気に生きているだろうか。やりたいこととやるべきことの間で、前向きに自己像を保っているだろうか。やりたくないあるいはやる必要のないことに、最小限の時間を割くような身のこなしができているだろうか。くよくよと悩まずに生きていられているだろか。
さまざまに屈託としがらみがまとわりつく沼のような社会のなかで、軽やかに意志をもって皆のため前衛的な夢を実現する一揆に向かう空騒ぎのような心境を、やや美しい現代の歩みの縮図と感じてあゆもう。「万延元年のフットボール」(大江健三郎)にとりついた正月からまだ、40頁も進まない。しかし、ねばり強く行きつ戻りつして、読書の時間を作る。
何とかなるはずだ。過去をみれば、歩んできた道、確かに自分はあゆんだのだという跡をみることを繰り返してきた。必ずいくらかの量は動いている。日時計の長さが変わるように、私の影もうごくのだ。
by khosok | 2019-02-12 12:39 | Trackback | Comments(0)